2017/01/15

自分の反省も込めて、かなり初歩的な記事を書こうと思います。
ただ、どの分野もそうですが基本こそ鍛えれば最強の武器になる。
難しいことを、わざわざしなくていいんです。
女性なら難しい料理ができるんじゃなくて、美味しいみそ汁を作れればそれだけで大きな武器となる。
男性ならお洒落に気を遣うんじゃなくて女性のことを思いやる行動を大切にすれば、大きな武器となる。
基本的なことを、鍛えれば勝負できるのが真理。
トレードの世界でもそうだ。
難しい言葉がたくさん並んでて、あたかも勉強して色々吸収すれば上手くなるような気がするが、そんなことはない。
トレードは自分が買った値段よりも高い値段で売れば勝てる。(重要というか答え)
ここに答えがあるんだから、ここに最適な方法を考えればいい。
他のプレーヤーよりも先回りするにはどうすればいいか?
他のプレーヤーが高い値段で買いたくなるのはどんなときか?
この辺を考えて手法を作り上げていけば、良いトレードができてくると思う。
負けてる人は、少し遅れて行動して、結果として上級者の利食い部分でエントリーしてしまう場合が多い。
この記事で少しでも、一人にでも気づきがあれば嬉しいです♪ご飯おごって。
僕自身のやり方を突き詰めてシンプルに説明すれば、タイトル通りマルチフレーム分析+損小利大の手法となる。
じゃあマルチタイムフレーム分析ってなんぞ・・・?
それは・・・調べればいくらでもでてきますので、僕なりに簡単に説明します。
簡単にいうと複数の時間軸から分析してエントリーを決めていく方法。
・・・もっと簡単に分かりやすく言おう。
長期足ではこうなると予測できるから短期足でもこうなるはずだ!という分析方法。
芸術家の僕なんで、絵に書いて説明します。
まず長期足がこんな感じとする。今回は4時間足とします。
レンジ相場ですね、一番右のところから、どう動くと思いますか?
「よし、水平線に近づいたからショートだ!!!」
・・・これは、違うんです。それではただの4時間足でのエントリーになってしまう。
ここからが重要で、抜けるか抑えられるかを短期足で判断してから、入るんです(重要)
水平線に抑えられるだろうっていうプランは、間違ってないと思います。
なら、本当に抑えられたと思った瞬間にエントリーすればいい。
続いて15分足を見てみます。
うん、確かに叩かれてるように見えますね?水平線でちょーど下げ始めています。
ただ、上昇トレンドはまだまだ継続してるので難しいところ。
ここで、ショートはアリだとは思います。けどもう一回試して叩かれたらそこは意識されてる証拠だと思いませんか?
左側の〇でエントリーよりも、右側の〇のほうがダブルトップにも見えるし、水平線が効いてるのがわかりやすいと思う。
ここでショートエントリーできると、損小利大のトレードができます。
なぜかというと15分足でエントリーしてるけど、4時間足でも良いエントリーポイントだからです。
この場合の損切は、ここしかないですよね。
緑の☆のポイントまでいけばダブルトップは否定するし、水平線も否定されます。
エントリーした根拠が
・4時間足の水平線に抑えられると思ったから。
なんだからその水平線を超えれば損切です。わかりやすいエントリーポイントなら損切も明確です。
けど、このエントリーは利益は大きく狙える可能性があります。
なぜかというと、4時間足の流れに沿っているから。
15分足でのエントリーポイントを、4時間足で見てみます。
赤〇でショートした場合、損切は同じく水平線の上ですが利益は、青いボックスの幅・・・大きく狙えるのがわかると思います。
なぜ大きく狙えるのか?それは4時間足でレンジで、次は下のラインを試しにいくかもしれないから。
緑のボックスが損の幅で青いボックスが利益の幅です。
損小利大になってます。
このように、15分足でダブルトップになったからエントリー・・・じゃなくて、
それよりも長い足ではどのように動くか予測することを、マルチタイムフレーム分析と言います。
これを突き詰めて極めていくと、損切が5pips以内で利益は100pipsほど見込めるなんて場面も、見つけれると思います。
短期足の形を優先するんじゃなくて、大きな流れを見つける。
大きな流れに従って売買するだけで、優位なトレードができる。
そして、大きな流れと短期足の動きがマッチしたポイントでエントリーすることで、
損は短期足の幅、利は長期足の幅で行うことができる。
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トレンドラインだって同じ。
日足が上昇トレンドとする。
「よし、日足のトレンドラインにタッチした、ロング!」
これは、根拠のあるトレードとは言えません。
この赤〇のポイントでの短期の足での動きを、しっかり見ること。
1時間足を見てみましょう。
1時間足では下落トレンドに見えましたが、赤い日足のトレンドラインに支えられたような動き。
左の〇でエントリーしてもいいが、まだ下落トレンドが継続しているのかトレンドラインが効いてるのか判断が難しいです。
しかし、二回目の〇のポイントは明らかにトレンドラインが意識されてるような感じに見えます。
右の赤〇でロング出来れば、
・1時間足でも下げ止まった感じで、日足のトレンドラインに支えられたからエントリー。
という根拠あるトレードができます。
なので、トレンドラインを割ってしまった緑の☆で損切ということ。
この場合も、利益は大きく狙えます。
日足をもっかい見てみます。
トレンドラインに沿ってエントリーができれば、日足では上のチャネルまで、もしかしたら狙えるかもしれません。
この場合、損小利大のトレードができると思います。
まとめ。
簡単に絵に書いて説明しましたが、これを突き詰めて練習すれば・・・
根拠のあるトレード+損小利大のトレードができると思います。
マルチタイムフレーム分析は、僕にとって絶対に大事な考え方です。
マルチタイムフレーム分析があるから、利を伸ばすことができる。
他の時間軸のプレーヤーも、同じポイントを見ることによってそこに注文が集まりやすくなる。
自分よりも長い時間軸のトレーダーが自分のポジションを後押しする注文をしてくれる。(核心)
結果として負けにくいポジションを取ることができます。
頑張って理解して、練習してみてください( `ー´)ノ